Laravel Jetstream
Laravel (ジェットストリーム:ジェット気流)は、Laravelのためのに美しくデザインされたアプリケーションのスカフォールドです。ログイン、ユーザー登録、メール確認、2要素認証、セッション管理、Laravel Sanctumを使ったAPI、オプションとしてチーム管理を含んだ、次のLaravelアプリケーションの完璧なスタートポイントを提供します。
JetstreamはTailwind CSSを使用しデザインしており、LivewireかInertiaの使用を選択していただけます。
利用可能スタック
Laravel Jetstreamはフロントエンドスタックとして2つの選択肢を提供します。LivewireとInertia.jsです。各スタックは生産性が高く、パワフルなアプリケーション構築のスタートポイントです。スタックの選択はテンプレートの言語に好みによります。
Livewire+Blade
Laravel Livewireはテンプレート言語としてLaravel Bladeを使い、モダンでリアクティブ、動的なインターフェイスを簡単に構築できるライブラリです。このスタックは動的でリアクティブなアプリケーションを構築したいが、Vue.jsのようなフルJavaScriptフレームワークへ飛び込むことへは躊躇する場合に、良い選択です。
Livewireを使用する場合、アプリケーションのどの部分をLivewireコンポーネントにするかを選ぶことになりますが、アプリケーションの残りの部分は、今まで使ってきたトラディショナルなBladeテンプレートでレンダーされます。
{tip} Livewireがはじめてでしたら、screencasts available on the Livewireのサイトに用意されているスクリーンキャスト(英語)をチェックしてみてください。
Inertia.js+Vue
Jetstreamが提供しているInertia.jsスタックは、テンプレート言語としてVue.jsを使います。Inertiaアプリケーションの構築は、多くの部分が典型的なVueアプリケーションの構築と似ています。しかし、Vueのルータの代わりにLaravelのルータを使います。InertiaはLaravelコンポーネントデータの名前を提供することにより、LaravelのバックエンドからVueコンポーネントの単一ファイルをレンダーできるようにする小さなライブラリーです。データはコンポーネントの"props"へ受け渡します。
言い換えればこのスタックは、複雑なクライアントサイドのルーティングを使用せず、Vue.jsのフルパワーを提供します。今まで使ってきたLaravelの標準ルータが使用できます。
Inertiaスタックは、Vue.jsをテンプレート言語として使用するのに慣れており、楽しんでいる場合に良い選択肢です。