Laravel 6.x パスワードリセット

イントロダクション

Tip!! 素早く始めたいですか? 真新しくインストールしたLaravelアプリケーションにlaravel/ui Composerパッケージをインストールし、php artisan ui vue --authを実行してください。データベースをマイグレーションし、http://your-app.test/registerかアプリケーションに割り付けた別のURLをブラウザでアクセスしましょう。これらのコマンドがパスワードリセットを含めた、認証システム全体のスカフォールドの面倒見ます。

大抵のWebアプリケーションはパスワードをリセットする手段を提供しています。それぞれのアプリケーションで何度も実装する代わりに、Laravelはパスワードリマインダを送り、パスワードリセットを実行する便利な方法を提供しています。

Note: Laravelのパスワードリセット機能を使用開始する前に、ユーザーがIlluminate\Notifications\Notifiableトレイトを使用していることを確認してください。

データベースの検討事項

利用を始めるには、App\UserモデルがIlluminate\Contracts\Auth\CanResetPassword契約を実装しているか確認してください。フレームワークに用意されているApp\Userモデルでは、すでにこのインターフェイスが実装されています。Illuminate\Auth\Passwords\CanResetPasswordトレイトで、このインターフェイスで実装する必要のあるメソッドが定義されています。

リセットトークンテーブルマイグレーションの生成

次にパスワードリセットトークンを保存しておくためのテーブルを作成します。このテーブルのマイグレーションは、最初からLaravelのdatabase/migrationsディレクトリに含まれています。ですから、データベースマイグレートするために必要なのは次のコマンド実行だけです。

php artisan migrate

ルート定義

Laravelはパスワードリセットリンクのメールを送信し、ユーザーのパスワードをリセットするために必要なロジックを全部含んでいる、Auth\ForgotPasswordControllerAuth\ResetPasswordControllerを用意しています。パスワードリセットに必要な全ルートは、laravel/ui Composerパッケージを使用して生成できます。

composer require laravel/ui --dev

php artisan ui vue --auth

ビュー

パスワードリセットに必要なすべてのビューは、laravel/ui Composerパッケージを使用して生成できます。

composer require laravel/ui --dev

php artisan ui vue --auth

ビューはresources/views/auth/passwordsの中に設置されます。アプリケーションの必要に合わせ、自由に変更してください。

パスワードリセット後の処理

ユーザーのパスワードをリセットするルートとビューを定義できたら、ブラウザーで/password/resetのルートへアクセスできます。フレームワークに含まれている ForgotPasswordControllerは、パスワードリセットリンクを含むメールを送信するロジックを含んでいます。一方のResetPasswordControllerはユーザーパスワードのリセットロジックを含んでいます。

パスワードがリセットされたら、そのユーザーは自動的にアプリケーションにログインされ、/homeへリダイレクトされます。パスワードリセット後のリダイレクト先をカスタマイズするには、ResetPasswordControllerredirectToプロパティを定義してください。

protected $redirectTo = '/dashboard';

Note: デフォルトでパスワードリセットトークンは、一時間有効です。これは、config/auth.phpファイルのexpireオプションにより変更できます。

カスタマイズ

認証ガードのカスタマイズ

auth.php設定ファイルにより、複数のユーザーテーブルごとに認証の振る舞いを定義するために使用する、「ガード」をそれぞれ設定できます。用意されているResetPasswordControllerコントローラのguardメソッドをオーバーライドすることにより、選択したガードを使用するようにカスタマイズできます。このメソッドは、ガードインスタンスを返す必要があります。

use Illuminate\Support\Facades\Auth;

/**
 * パスワードリセットの間、使用されるガードの取得
 *
 * @return \Illuminate\Contracts\Auth\StatefulGuard
 */
protected function guard()
{
    return Auth::guard('guard-name');
}

パスワードブローカーのカスタマイズ

複数のユーザーテーブルに対するパスワードをリセットするために使用する、別々のパスワード「ブローカー」をauth.phpファイルで設定できます。用意されているForgotPasswordControllerResetPasswordControllerbrokerメソッドをオーバーライドし、選んだブローカーを使用するようにカスタマイズができます。

use Illuminate\Support\Facades\Password;

/**
 *パスワードリセットに使われるブローカの取得
 *
 * @return PasswordBroker
 */
public function broker()
{
    return Password::broker('name');
}

リセットメールのカスタマイズ

パスワードリセットリンクをユーザーへ送るために使用する、通知クラスは簡単に変更できます。手始めに、UserモデルのsendPasswordResetNotificationメソッドをオーバーライドしましょう。このメソッドの中で、皆さんが選んだ通知クラスを使用し、通知を送信できます。パスワードリセット$tokenは、メソッドの第1引数として受け取ります。

/**
 * パスワードリセット通知の送信
 *
 * @param  string  $token
 * @return void
 */
public function sendPasswordResetNotification($token)
{
    $this->notify(new ResetPasswordNotification($token));
}

ドキュメント章別ページ

ヘッダー項目移動

注目:アイコン:ページ内リンク設置(リンクがないヘッダーへの移動では、リンクがある以前のヘッダーのハッシュをURLへ付加します。

移動

クリックで即時移動します。

設定

適用ボタンクリック後に、全項目まとめて適用されます。

カラーテーマ
和文指定 Pagination
和文指定 Scaffold
Largeスクリーン表示幅
インデント
本文フォント
コードフォント
フォント適用確認

フォントの指定フィールドから、フォーカスが外れると、当ブロックの内容に反映されます。EnglishのDisplayもPreviewしてください。

フォント設定時、表示に不具合が出た場合、当サイトのクッキーを削除してください。

バックスラッシュを含むインライン\Code\Blockの例です。

以下はコードブロックの例です。

<?php

namespace App;

use Illuminate\Database\Eloquent\Model;

class User extends Model
{
    /**
     * ユーザに関連する電話レコードを取得
     */
    public function phone()
    {
        return $this->hasOne('App\Phone');
    }
}

設定を保存する前に、表示が乱れないか必ず確認してください。CSSによるフォントファミリー指定の知識がない場合は、フォントを変更しないほうが良いでしょう。

キーボード・ショートカット

オープン操作

PDC

ページ(章)移動の左オフキャンバスオープン

HA

ヘッダー移動モーダルオープン

MS

移動/設定の右オフキャンバスオープン

ヘッダー移動

T

最初のヘッダーへ移動

E

最後のヘッダーへ移動

NJ

次ヘッダー(H2〜H4)へ移動

BK

前ヘッダー(H2〜H4)へ移動

その他

?

このヘルプページ表示
閉じる