Laravel 4.2 マイグレーションと初期値設定

イントロダクション

マイグレーションはデータベースのバージョンコントロールの一種です。これはデータベーススキーマの修正と現状のスキーマの状態を最新状態に保つことを両立させてくれます。典型的なマイグレーションはアプリケーションのスキーマを簡単に管理するためのスキーマ・ビルダーと一緒に使用されます。

マイグレーションの生成

マイグレーションを作成するには、Artisanコマンドラインツールでmigrate:makeコマンドを実行します。

php artisan migrate:make create_users_table

マイグレーションはapp/database/migrationsフォルダーに設置され、マイグレーションの順番をフレームワークに知らせるため、名前にタイムスタンプが含まれています。

さらにマイグレーションを作成時に--pathオプションを指定できます。インストールしたルートディレクトリーからの相対パスを指定します。

php artisan migrate:make foo --path=app/migrations

--table--createオプションもテーブル名、マイグレーションで新しいテーブルを生成するかを指定するために使用できます。

php artisan migrate:make add_votes_to_user_table --table=users

php artisan migrate:make create_users_table --create=users

マイグレーションの実行

未実行の全マイグレーションを実行する

php artisan migrate

指定されたパスの全未実行マイグレーションを実行する

php artisan migrate --path=app/foo/migrations

パッケージの全未実行マイグレーションを実行する

php artisan migrate --package=vendor/package

注目:"class not found"エラーがマイグレーション実行時に発生する場合は、composer dump-autoloadコマンドを実行してみてください。

実働環境でマイグレーションを強制する

いくつかのマイグレーション操作は破壊的です。つまり、データーを失う可能性があります。実働環境のデータベースでこうしたコマンドを実行してしまうことを守るために、コマンドが実行される前に、確認のプロンプトが表示されます。このようにコマンド実行時のプロンプトを出さないためには、--forceフラグを指定してください。

php artisan migrate --force

マイグレーションのロールバック

最後のマイグレーション操作をロールバックする

php artisan migrate:rollback

全マイグレーションをロールバックする

php artisan migrate:reset

全マイグレーションをロールバックし、再度全部実行する

php artisan migrate:refresh

php artisan migrate:refresh --seed

データベース初期値設定

更に初期値設定(seed)クラスを使用し、テストデーターをデーターベースに設定する、シンプルな方法もLaravelには備わっています。全部の初期値設定クラスはapp/database/seedsに保存されます。初期値設定クラスには好きな名前を付けられます。ですがUserTableSeederなどのような分かりやすい規則に従ったほうが良いでしょう。デフォルトとして、DatabaseSeederクラスが定義されています。このクラスから、callメソッドを使い他の初期値設定クラスを呼び出すことで、値を設定する順番をコントロールできます。

データベース初期値設定の例

class DatabaseSeeder extends Seeder {

    public function run()
    {
        $this->call('UserTableSeeder');

        $this->command->info('User table seeded!');
    }

}

class UserTableSeeder extends Seeder {

    public function run()
    {
        DB::table('users')->delete();

        User::create(array('email' => 'foo@bar.com'));
    }

}

データベースに初期データーを設置するには、Artisanコマンドラインツールでdb:seedコマンドを使ってください。

php artisan db:seed

デフォルトでは、db:seedコマンドは、他の初期値設定クラスを呼び出しているDatabaseSeederクラスを実行します。個別に初期値設定クラスを呼び出したい場合は、--classオプションを指定して実行することができます。

php artisan db:seed --class=UserTableSeeder

またmigrate:refreshコマンドを使用し、マイグレーションを全部ロールバックし、再度実行することでも、初期データーを設置できます。

php artisan migrate:refresh --seed

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フォントの指定フィールドから、フォーカスが外れると、当ブロックの内容に反映されます。EnglishのDisplayもPreviewしてください。

フォント設定時、表示に不具合が出た場合、当サイトのクッキーを削除してください。

バックスラッシュを含むインライン\Code\Blockの例です。

以下はコードブロックの例です。

<?php

namespace App;

use Illuminate\Database\Eloquent\Model;

class User extends Model
{
    /**
     * ユーザに関連する電話レコードを取得
     */
    public function phone()
    {
        return $this->hasOne('App\Phone');
    }
}

設定を保存する前に、表示が乱れないか必ず確認してください。CSSによるフォントファミリー指定の知識がない場合は、フォントを変更しないほうが良いでしょう。

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PDC

ページ(章)移動の左オフキャンバスオープン

HA

ヘッダー移動モーダルオープン

MS

移動/設定の右オフキャンバスオープン

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T

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E

最後のヘッダーへ移動

NJ

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BK

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その他

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